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水泳のターンのコツ

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ターンでスピードを殺さない

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競泳における「ターン」とは
方向転換の動作を指します。

 


それまで泳いで高めたスピードを
出来るだけ減速させずに
方向転換出来るか?

 


そこが勝負なワケですが・・・

 


ターンに限らず
こういった細かいテクニックは
軽視されがちです。

 


「泳ぎこんだ方が速くなれる!」
ある程度のレベルまでは正解ですが・・・

 

 

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「もったいない・・・」
の一言に尽きます。

 


ターンでのロスを無くせば
あなたの実力はレースで120%発揮され
望んだ結果が手に入るというのに・・・

 


血の滲むような努力が
こんな細かい部分で無駄になって
悔しい思いをするのは
他でもないあなた自身です。

 

 

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トップ選手になればなる程
細心の注意を払っています。

 


あなたも今から
トップ選手と同じ思考になりましょう!

 

 

 

長水路好き」は「ターンが苦手」多し

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ターンの回数は

 

・種目
・プールのタイプ

 

によって大きく変わります。

 


その回数はご覧の通りです。

 


1500M種目
短水路59
長水路→29回


800M種目
短水路31
長水路→15回


400M種目
短水路15
長水路→6回


200M種目
短水路
長水路→3回


100M種目
短水路
長水路→1回


50M種目
短水路
長水路→0回

 


長水路のレースは
短水路の半分の回数で済みます。

 


ターン嫌いのスイマーからしたら
「救い」に感じるかもしれませんが

 

 

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ほとんどの種目で
必ず行う動作です。

 

 


ターンのコツは「数点同時稼働」

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いくつもの動作を同時にこなす事によって
それぞれの動作が作用し合い
効率が上がり速度が上がります。

 


ターンでモタついて
リードを取られない様にしましょう!

 

 

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クイックターン

 

①腕
ターン前の最後の1掻きは
水を自分の方に抱え込む様にする。

 

②頭部
真下を見て頭を沈める。
(重い頭部を加速に利用する)

 

③脚
膝を曲げる。
(伸ばしたままだと加速がつかない。)

 


注意点!
壁から遠い位置から回り始めてしまうと
「回転後に足が壁についていない」
など致命的な状況になってしまう。

 

 

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・タッチターン

 

①肘
タッチ後に真後ろに引く
(肘打ちをする様に)

 

②頭部
壁と反対方向に倒しこむ
(水面から上げ過ぎない)

 

③脚
上半身に引き付ける様にして曲げる
(この時上半身は壁の反対へと倒し込んでいる)

 


注意点!
動作が大きくなりすぎると速度が鈍る為
「コンパクト」にまとめる意識を持つ事。

 

 

 

意識を分散させてターンをスムーズに

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上記の様に
いくつかの動作を同時に行うには
意識を分散させる事が必要です。

 


ですがいきなりそれをやれ
と言っても中々難しく・・・

 

 

まずは「1つの動作」を
完璧に理解しましょう!

 

 

1つの動作を適当に練習するのではなく

 

 

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100回やったら
100回同じ動作が出来る様にしましょう!

 


組み合わせて練習するのは
それからでも遅くはありません!

 


比較的上半身の動作の方が上手くいき
下半身の方がコントロールが難しいです。

 


組み合わせて練習する時は

 

 

上半身:下半身
  4:6

 

 

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下半身の動作に意識を傾けてみて下さい!