「一回のミスで終わり」ってクソみたいな価値観
「何か1つミスったらもう負け確定」
そんなスタンスで泳いでるなー
というスイマーを嫌ほど見て来ました。
前半型の選手が後半に追い抜かれて
焦って泳ぎを崩す。
後半型の選手が前半で差をつけられ
諦めてしまう。
完璧主義者な方程
「一回ミスったら終わり」という価値観が根強いです。
ですが、ミスを恐れる完璧主義な考え方は
水泳に、スポーツに向いていません。
勝負で結果が重要なのは確かですが
結果にしかフォーカスしない戦い方では
結局勝つ事は出来ません。
もしもミスもを自分を焚きつけるための材料に出来たら
そのスイマーは最強だと思いませんか?
本当に失敗は悪なのか?
何事もなく、予定調和で勝利して結果が出ても
学べる事はあるでしょう。
しかし、人間の脳は成功よりも
失敗から学ぶ事の方が遥かに多いです。
失敗をすると
その時使われた脳の回路に電気信号が流れにくくなり
以前よりも失敗しにくい脳に生まれ変わります。
「毎回失敗をしている」人程
脳がアップデートされていくのです。
最初から失敗するつもりで臨んでした失敗には価値がありません。
あくまで「本気で勝ちにいった結果の失敗」のこそ価値があります。
どんなに怒られても遠慮なく失敗をしましょう。
本気の結果の失敗には価値があります。
レースと一緒で、最後の最後、
タッチで相手を差せれば
0.01秒でもベストが出れば良いのです。
In bocca al Iupo!
イタリアの格言にこんなものがあるそうです。
意味は『狼の口の中へ』
レースは「抜かれた時から」が本番です。
抜かれた時に「もうダメだ!」と感じる人。
「バトルが始まった!!!」と感じれる人。
諦めて負ける未来を想像しては
本来勝てる筈の未来が変わってしまいます。
試合とは
平然に始まって平然に終わるものではないです。
ほとんど計画通りに行くことはありません。
まさに「狼の口の中」の様に荒れに荒れるものです。
荒れ具合を楽しめる
タフさを身につけた者が強いのです。
あなたもレース中に
想定外のピンチに陥ることがあるでしょう。
そうなった時
この言葉を思い出して勝ちを獲りにいって下さい!
『狼の口の中へ』!!
頭の中から英雄になれる本
今回のブログは99%
この本の内容を参考にさせてい頂きました。
スイマーに限らず、一度は読んで頂きたいです!
機会があればあなたもこれを読み
「英雄」の考え方を身につけて
レースに活かして下さい!
(149)英雄の書: すべての失敗は脳を成長させる (ポプラ新書 く 4-1)
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